「上司に不満のある方」そんなアンケートがあれば、ほぼ全員がYESと回答するだろう。
上司の在り方としては、いろんな意見がある、それこそ著名な方の書籍も沢山ある。
多角的に論理的に書くことは出来ないが、一般的な意見としてよくある上司の在り方として記載する。
よくある上司として、色んな会社社員と話していて感じることは一つ。
「上司は部下に自分のコピーを求める」
そうだろうか?そんな感想を持った方は良い上司をお持ちなのだろう、安心して働いてほしい。
その通り!そう思った方は、今流行りのWEB小説で「俺の上司がアレなんで異世界に転移した件」そんなタイトルの小説を通勤電車内で読んでいるのではないだろうか。
社長や上司が手を前に出して会議で言う「新しい風を!その為に君たちはいる!ジークジオン!」・・・・
実際は何をしても上司が考える通りの事をしなければ叱咤されているのではないか。
行動・考え方・言葉一つとっても上司は自分の考えをそのまま部下に求めているケースがほとんどのように感じる。
もちろん叩き上げで実力をもって昇進した上司の言い分は正しい。
ただそれは会社一員としてなら正しく、上司として部下を育てる立場としては間違えているよう気がする。
「社員一人一人が社長のつもりであれ」昔聞いたフレーズだが、社員一人一人が社長になったつもりで考えながら行動しろ的な意味合いだったと思う。
これこそ「上司は部下に自分のコピーを求める」の典型だろう。
確かに以前は共感できた、「考えながら仕事する」は社会人にとって必須だ、だが社長のコピーにはなれない。そのスキルがあるなら独立しているだろう。
むしら社員一人一人の個性・資質・感性を引き出し、いかにして発展させるか、それが上司の在り方と考えている。
部下も自分の能力を常に引き上げようとしてくれている上司がいるなら大歓迎のはず。
「上司に不満のある方」アンケートに貴方の名前がありませんように祈っています。