今話題のニュースと言えば「移民大国日本」で間違いないだろう。
日経ビジネスによると、
今や世界4位の「移民大国」だ。介護や飲食、工場など多くの現場で外国人抜きには回らなくなっている。だが、世界的な人材獲得競争が進み、呼べば来る時代は過ぎ去りつつあるのも現実。長時間残業に将来が見えにくい人事制度、国際的に見て低い賃金水準……。外国人材に選ばれ、活躍してもらうには、受け入れ体制の見直しが欠かせない。ブラック企業ならぬブラック国家ニッポン──。そう呼ばれないために、企業と国がすべきことを考える。
と紹介されている。
工場から飲食店、旅館に介護、都市圏以外の地方にもその姿を見ることができる。
小規模事業所でも、いや、小規模事業所だからこそ日本人雇用が難しく、外国人従業員を雇用したいと考えている所は多い。
ただ、そこには「偉大な壁」が「Great Wall」が立ちはだかっている。
●定着率 日本人以上にドライな考え方で1円でも高い給与がもらえるならすぐに転職する
●言葉 日本語をほとんど話せないか、カタコト話せる位、流暢に話せる人材は大手企業に行ってしまう。
雇用側から見ると、
●英語 なにはともあれ、英語が話せる人材がいない
●信用度 責任感がなく、何かあれば祖国に帰ってしまうのではないか?
●外国人 必然的に?無意識に距離を取ってしまう。
こんなところではないだろうか。
日本人・外国人関係なく職場環境の問題が大きいのは言うまでもない。
将来のビジョンを描きにくい職場で、低賃金・超過勤務、だれも働きたくはないだろう。
「働き方改革」など騒がれているので、会社内の議論は必要になる。
職場環境以外の問題で共通しているのは意外にシンプルであり、それ故に難しい。
ずばり、「コミュニケーション」、相手との会話ができなければ何も始まらない。
だがしかし、それこそが本質であり「偉大な壁」なのだ。
日本人がもっとも不得意なのが、英語とコミュニケーションであることは事実。
●コミュニケーション
これが全てであり、始まりでもある。
コミュニケーションができれば殆どの問題は解決するはずだが、英語が話せない、話せないからコミュニケーションが取れない。
玉子かニワトリかの議論になりかねない。
「外人に道を聞かれて笑顔で乗り切った」事がある方には理解できるだろう。
いずれにしても、ITを活用してコミュニケーションをとることは難しくはない、
それ以外にも
●日本の風習・商習慣
これは職場環境に属するのでIT系ではない為、専門家にお任せするしかない。
簡単な事例だが、
「会社が忙しいから休めない」、「みんなが仕事しているのに一人だけ休んでいる」、「上司が働いているから帰りにくい」日本人独特の感性の一つではないだろうか。
むしろ、外国人従業員に対し、好きな時に休んでよい・時間外勤務はしなくてよい・日本人以上に昇給昇進できる。
それぐらいの発想を持つ方が良い。
これも働き方改革と言えるのかはわからないが・・・・。
その仕組みづくりをお手伝いすることはできる