海外でのビジネス展開

少子化や日本経済の縮小など踏まえ、製造業者・販売業者様から海外への支店設置について聞かれます。

話を聞く限りでは、漠然と「海外展開したいがどうすればいいのやら?」であり、返答に困ることがあります。

ビジネス自体の展開に関しては省かせていただくが、基本的な返答は下記の通り。

 

1.予算を日本で支店を開く場合の3倍はみておく。

2.日本人のように「きっちりと仕事をする」人は少ない。(差別ではなく客観的な視点から)

3.現地人は「何事も問題が無いように事を進める」ではなく、「何か問題があれば都度対応」するスタンスである。

4.コミュニケーション重視(日本人には不得意)であり、知人ネットワークが重要。

5.「謙虚」と言う言葉はない。全て「出来る」と回答してくるので、任せると大変な目に合う。

 

小規模事業者にとっては、コストの兼ね合いもあるが、大企業でもない限り、基本的には「誰がやるか」が一番の問題になるでしょう。

担当者が事業に精通していることは絶対条件であることは言うまでもない。

 

上記以外では、その担当者が力を発揮できる環境(本業以外の部分)を最初に作らなければならない。

事務所の契約・社内IT化(設備機器設置からネットワーク構築など)・従業員雇用 etc.

 

 さて、一歩踏み出しますか? それとも・・・・。