新規ビジネスとは言うが

新規ビジネスと言うと怪しさ満載に聞こえる人もいるだろう。

文字通り、誰もやっていない事業を展開する意味もあるが、何も本業とは関係ないヤフーや楽天、メルカリみたいな事業をやり始めることではない。

会社社長にとって「新規ビジネス」の言葉を使うと真っ先に上記イメージを浮かべるようで、あまり良い顔をされない。

ここで言う新規ビジネスとは既存事業を生かした事業展開のことであり、既存事業の延長と捉えて頂きたい。

 とある食品問屋では数ある食品の販売をしているが、営業が御用聞きし、その商品を販売している。

これが通常業務だろう。卸先である飲食店では決まった商材以外必要ないからだ。

会議ではどの店の売り上げが伸びたか、新規の顧客獲得したかなど現状報告に終始する。

 ここで必要なのは「新規ビジネス」だが、上記のように突飛な意見として取られるので、「仕組みづくり」と置き換えている。

現在のお客様は飲食店だ、では販売増加の「仕組みづくり」として、そのお店の従業員を対象にして新たなお客様と捉えてみるとそれは「新規ビジネス」と言えるのではないだろうか。

大きな事をするのではなく、できる事から「仕組みづくり」を考え出すお手伝いをしています。